生活習慣病の予防・治療方法とは?【食生活と運動が何より大事】

健康

生活習慣病はこれまでの悪い生活習慣の積み重ねによって引き起ることが多いため、生活習慣を見直すことで改善できるかもしれません。もちろん、病院で診察を受けて正しい治療を受けることも大切です。生活習慣病が心配な方や、今まさに生活習慣病で困っている方に役立つ情報をお話します。

生活習慣病を予防や治療は健康的に年を重ねていく上で大切なことです。しかし、実際に何をすればいいのか分からない方も多いことでしょう。生活習慣病を改善させるためにどんな方法がおすすめなのか、ひとつずつご覧ください。

生活習慣病の予防方法や治療方法を紹介

生活習慣病の予防や治療は1日だけ努力すればいいわけではなく、毎日の積み重ねによって改善、予防することができます。これまでの生活のどこを見直せばいいのか、何を取り入れたらいいのか説明していきます。

生活習慣病の予防や治療に欠かせない食生活の見直し

美味しいものを好きなだけ食べて健康的に生きていけるのなら、誰もがそうすることでしょう。しかし、人間の体はバランスのいい食事によって健康が保たれます。

生活習慣病の予防や治療のために献立のバランスを見直すことからはじめてみてください。現代人の多くは野菜不足を実感しています。気づいていながらなかなか野菜が摂りにくいと答えますが、野菜不足は食事バランスを大きく乱します。

生活習慣病の予防や治療の一環として、ミネラルやビタミン、タンパク質を含んだ食材を積極的に取り入れた献立を取り入れてみてください。朝昼晩、それぞれの食事で主食と主菜、副菜、汁物があれば合格点ですが、1日3食すべて一から作るのはとても手がかかり大変です。

そこで、食材を買い出しにいったときに食材の下処理を済ませておくことをおすすめします。例えば、野菜ならカットして冷凍すれば料理をするときの手間を省くことができます。お肉はそのまま冷凍してもいいですし、下味をつけておけば後は火を通すだけなので簡単です。

ホウレン草や小松菜などは下茹でをするか電子レンジで数分温めたあと、使い切る分ずつラップでくるんで冷凍しておけば料理の時の手間を省けます。ちょっとしたコツで面倒な料理も苦にならず、栄養バランスの摂れた食事を続けることができます。

ちなみにビタミン類の1日の理想摂取量は350~400グラムです。

もちろん食べ過ぎや塩分の摂り過ぎには十分注意してください。高血圧症や心臓病、脳卒中などの病気を引き起こす可能性が高いためです。

また、肥満や動脈硬化、乳がん、大腸がんなどを防ぐために動物性脂肪の摂りすぎにも注意しましょう。絶対食べてはダメというのではなく、食べ過ぎに注意が必要です。

生活習慣病の予防や治療に欠かせない適度な運動

生活習慣病の予防や治療のために、毎日の習慣として適度な運動も取り入れてください。健康な体を取り戻すため、健康な体を維持するために運動は欠かせません。日ごろ運動不足を痛感している方はとても多いので、ぜひこの機会に体を動かしてください。

ちなみに運動には3つのタイプがあります。ひとつは身体活動と言い、体を動かさず静止している状態に比べてエネルギーを消費する動きを指します。

もうひとつが運動活動です。体力を維持するため体力を向上させるために行う運動で、有酸素運動やスポーツなどがこれにあてはまります。

最後に生活活動です。身体活動の中で運動以外を意味する運動で、例えば掃除や洗濯、仕事などで体を動かすことが生活活動にあたります。

ここまでの話を聞くと、毎日何気なく過ごしているだけで運動しているような気がしてきますが、健康体のために運動活動を取り入れることをおすすめします。

もちろん、いきなり激しい運動を進めているわけではありません。むしろ激しい運動は体に負担をかけてしまうので、有酸素運動からはじめてみましょう。代表的なものがウォーキングです。歩くことは健康への近道と言われていますし、2本の足は2人の医者という言葉もあるぐらいです。

また、厚生労働省が定めるアクティブガイド「健康づくりのための身体活動指数」は、身体活動が足りない人に向けて、プラステンを推奨しています。これは今の生活にプラス10分間、体を動かす時間を設けましょうというガイドです。

厚生労働省のホームページではアクティブガイドを公開しています。生活習慣病の予防や治療のため、年齢や目的別にどのような運動がおすすめなのか分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

生活習慣病の一次予防として必要なその他の健康習慣

生活習慣病の予防や治療のために食事を見直したり、生活の中に運動を取り入れることはとても大切なことをお話してきました。そのほかにも積極的に取り入れたい健康習慣がたくさんあります。

例えば禁煙です。たばこは百害あって一利なしとまで言われています。

そのほか、定期的な歯の検診も推奨されています。健康な体を維持するために健康なお口は大切です。8020と言って、80歳になるまで20本の自分の歯を保つ運動もあります。歯周病や虫歯を防ぐことが生活習慣病を防ぐ手立てになります。 質のいい睡眠もぜひ取り入れてください。寝ている間に体に蓄積された疲労や心のストレスも解消されます。季節に応じて適した肌触りのいいシーツや布団カバーに替えるだけでも心地いい睡眠をいざなうことができます。

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