誰でも簡単にできる「免疫力を高める運動」と、なぜ有酸素運動は効果的なのか?
免疫とは、体をウイルスや細菌から守る抵抗力、防御システムのことです。今回は、毎日誰でもできる免疫力アップの方法をご紹介します。
免疫力を高める運動
免疫力を高めるための運動は、下の通りです。
- 屈伸と股割り運動
- 腕振り運動
- 軽いジョギング
- 軽いウォーキング
- ラジオ体操
- スクワット
- ひざ伸ばし
効果的なのは、やはり有酸素運動です。
有酸素運動が免疫に影響を与えます
ウォーキングなどの軽い有酸素運動が、免疫力に影響を与えやすくなります。
有酸素運動は、免疫細胞を促進され、免疫の高い細胞を体内に維持することが可能です。
ただし、負荷のかかりすぎる運動は、逆に免疫が低くなる場合もあるので、注意が必要です。
有酸素運動とは、おもにウォーキングや軽いランニングなどです。
自宅でできる有酸素運動とは?
ランニングマシーンなどが自宅にない場合は、階段を上り下りしたりする運動が効果的です。
約20〜30分おこなうと良いですが、慣れるまでは5〜10分おこなって、少しずつ時間を増やしていきましょう。
運動がなぜ免疫力アップに影響するの?
免疫力をアップさせるには、適度な運動が効果的です。
これは、体の筋肉を動かすことで体温が上がるので、血行が良くなり全身に酸素や栄養が行き渡るからです。
それによって、ますます代謝がアップし、健康的な体づくりにつながります。
ポイントは、運動量は「適度」なことです。運動のやりすぎは、かえって免疫力が低下する可能性があるので注意しましょう。
免疫力アップさせる3つの要素
免疫力アップには、3つのものあります。
免疫力を高めるには、
- 適度な運動
- バランスのよい栄養を摂る
- 質の高い睡眠
が必要です。
バランスのよい栄養については、下の記事で詳しく説明しています。
「運動を続ける」ことが大切です
運動を続けましょう。ただし、強度の高い無酸素運動をはげしくやってしまうと、免疫力が下がってしまうことがあります。
主な原因は、「コルチゾール」というストレスホルモンが出るためだと言われています。
新型コロナウイルスを防ぐために
もし筋トレなどの激しいトレーニングをおこなった直後は、免疫力が下がります。
したがいまして、その場合は、不特定多数の人が大勢いる場所へ行くことは避けたほうが無難でしょう。
一方、一般的な軽い運動では免疫力が大幅に下がることはありません。
トレーニング後はリラックスして過ごすことが大切です。
「質の良い睡眠」が重要
免疫力を上げるために欠かせないのが、「質の良い睡眠」です。
睡眠不足や睡眠障害を抱えている人が増えています。
人間は、寝ている場合にウイルスや細菌をやってつけるためのタンパク質「サイトカイン」を生み出します。
サイトカインは、しっかりウイルスを抑えてくれますので、ウイルスや細菌に負けない体を作ってくれます。
さまざまな意見がありますが、睡眠は、最低でも7時間くらい取れるのが良いでしょう。
運動と栄養と睡眠以外に、免疫力を上げるには?
運動や栄養、睡眠以外に、免疫力を上げる方法は、下のようなものがあります。
- 笑う
- 温める
- 楽観性
まとめ
今回は、免疫力を高める運動と、有酸素運動が免疫力に効果的である理由などをまとめました。