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循環器系の6つの症状が気になる?【鍛えるトレーニング法】も大公開

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以前に比べて体の調子が何か違うと感じたら、それは体調変化の信号かもしれません。あまり神経質になる必要はありませんが、最初の信号を見逃さず、病気の早期発見に努めましょう。特に循環器系の症状は心臓が関係していることもあるので要注意です。

循環器系の症状は色んな形で現れてきます。それも循環器系の病気なの?と驚くこともいくつか見つかるかもしれません。

循環器系のこんな症状に見覚えある?代表的な6つの異変

循環器系の症状として代表的な6つの異変をピックアップします。もしも該当する症状があったなら早めに病院の診察を受けるようにしてください。

循環器系の症状1:足に冷えを感じることが多い

気温が低くなる冬場はもちろん、冷房を使う夏場も足に冷えを感じるようになったら循環器系の症状のひとつを疑ってください。疑われる病気は閉塞性動脈硬化症です。実際に足を触ってみて肌表面が温かいのであれば問題はないですが、次に足の脈を確認してください。場所はくるぶしの後ろ側もしくは足の甲に脈があります。ここで脈を感じにくいとか触ったときにひんやりしている、肌の表面が青白くて血が通っていないように見えるなどは閉塞性動脈硬化の可能性が高いと言えます。

血行が良いのになぜか冷える場合は神経性の症状によるものかもしれません。過去に怪我などで腰を痛めたことがある場合は整形外科を診察してみてください。

循環器系の症状2:顔や足がむくむように腫れあがる

循環器系の症状の中でも分かりやすいタイプのひとつです。むくんだときの不快な感覚があったなら、実際に足の脛を指先で押してみてください。へこんだまま戻ってこないようなら心不全がむくみの症状として表れている可能性があります。

靴下のゴムの後がくっきり残っていたり、朝起きて顔を洗おうと洗面台の鏡をみたら顔がむくんでいるなど明らかに以前と違う症状が出た場合は循環器系の診察を受けて心臓が元気かどうかを確認する必要があります。

顔や足のむくみは心不全だけでなく肝臓や腎臓が弱って病気がひきおこっている可能性も考えられるので、総合的に診てもらうことをおすすめします。

また、いつもより水分を摂りすぎている場合もむくもことがあります。

循環器系の症状3:みぞおちが張ったり鈍い痛みがある

場所が場所だけに胃腸の調子が悪いのだろうと思い込むのは危険です。もちろん胃腸の不調によって似たような症状がでることもありますが、循環器系の症状のひとつとして報告されているので、みぞおちにハリがあったり痛みを感じた場合は注意してください。この症状が出た場合、狭心症もしくは、うっ血性心不全の恐れがあります。どちらも放置しておくと危険です。

心臓の病気の疑いがあるのになぜ胃腸が不調になるのか、それは心臓と胃腸の場所がご近所同士だからです。

循環器系の症状でこの症状がでたら、いつごろから不調を感じていたのか、ハリや痛みの強さに変動はあるか、体重の増減や足のハリの有り無しなども担当医に報告してください。

循環器系の症状4:めまいがおこる

循環器系の症状だと気づきにくいかもしれませんが、めまいも注意が必要です。めまいが頻繁に起こる場合は不整脈をはじめ、てんかん、脳循環障害などが考えらえます。耳の中で病気がおきている可能性も捨てきれません。様子を見ている間に症状が悪化する恐れがあるので、病院で診察を受けて正しい診断が必要となります。

もしも車を運転している最中にめまいが起こると重大な事故に繋がります。道を歩いている最中にめまいが起きて倒れたら大怪我する恐れもあります。

診察するのは循環器内科のほか脳神経内科や耳鼻咽頭科などです。いつからめまいが起こるようになったか、どのぐらいの頻度で起こるのか、めまいと同時に吐き気があるのかなど担当医に伝えてください。

循環器系の症状5:胸がどきどきしたり脈がおかしい

何気なく普段過ごしている中で、特に激しい動きをしているわけでもないのに急に胸がどきどきしたり、脈が跳ぶような症状を感じたら循環器系の症状の可能性が高いことを覚えておいてください。

もしかしたら不整脈が起きているかもしれません。簡単な方法で不整脈を調べることができます。手首にある脈を逆の手で触れてみてください。リズムよく脈を打っているなら問題ありませんが、確認している途中で脈が跳んだり、リズムが不規則になったり、または脈が弱くなったりなど感じた場合は不整脈の可能性が高いです。

胸がどきどきする以外は特に気になる症状がない場合でも病気が隠れている信号である可能性が高いので早めに診察を受けてください。

脈がみだれるときに何か共通するきっかけがあるか、水を飲むなど何かアクションを起こすと胸のどきどきがおさまるかどうか、血縁関係のある近い方に心臓関係で亡くなった方がいるかなど、確認しておきましょう。

循環器系の症状6:胸が痛む

体のどこかが痛むときは心配になるはずです。循環器系の症状も同じで、もしも胸が痛くなる場合は狭心症や大動脈弁狭窄症の可能性があります。

たとえば、階段を急いであがっていくときに急に胸が痛むときは狭心症や大動脈弁狭窄症が考えられますし、静かに過ごしているときでも胸が痛むときは安静時狭心症の可能性が考えられます。

循環器系を鍛えるために体を動かそう

循環器系の症状が出たら出来るだけ早く診察を受けることが大切ですが、体調を見計らって体を動かすことも取り入れていきましょう。

循環器系を鍛える方法としておすすめしたいのは、やっぱり有酸素運動のウォーキングです。運動が苦手な方でも始めやすいですし、体に負担がかかりにくいので日ごろ運動不足の方でも安心して始められます。

まっすぐ前方を見ながら顎を引いて、背筋をピンと伸ばしましょう。ひじは軽く曲げて前後に振ります。歩くときの歩幅は普段歩くときより少しだけ広くしてください。かかとから地面について、足の裏全体をしっかり地面に設置させて、最後につま先で地面をけりあげます。このとき出来るだけ膝は伸ばしましょう。これが正しいウォーキングのやり方です。

継続的に続けることで循環器系を鍛えられます。

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