ダイエットが便秘を招いてるかも?!腸を良くする8つのポイント
ダイエットが便秘を招いてしまう。便秘の原因には、そんなケースもあります。
今回は、腸のトラブルを起こしかねないダイエット方法のご紹介、便秘とダイエットを両立させる8つの改善ポイントなどをご紹介します。
腸に負担をかける、間違った?!ダイエット
間違ったダイエットは、便秘などの腸のトラブルを引き起こすことがあります。
ここでは、問題を起こしかねない間違ったダイエットをご紹介します。
超極端、減食ダイエット
朝食と昼食をまとめて抜いたり、極端に栄養を取らないでいるのは、ご注意を。
朝食をとらないことは、便意のリズムが乱れる原因となります。
食事の量が減ると、食物繊維の量も減り、便秘を招く原因とも。便秘が続くと、悪玉菌が多くなった腸のせいで、肌荒れや不調の原因につながります。
生野菜ばかり食べる生野菜ダイエット
ダイエットと言うと生野菜が中心になると考えてしまいますが、ここで注意したいのが栄養バランスです。
炭水化物ばかりはいけませんが、必要なカロリー、栄養素をとらないと、体の働きが低下してしまいます。
またサラダでよく使われている野菜、レタス、トマト、きゅうりなどには、食物線維があまり含まれておりません。
海藻やきのこ類など、バランスよく食べ物をとるよう心がけましょう。
水抜きダイエット
水で太るのが嫌だから、水分を減らすダイエットがあります。水で太ることはありません。
ダイエットをすると、食べ物から摂取できる水分の量も減っているのに、飲料まで飲むのを控えてしまうと、これも便秘の原因となります。
できれば、1日2Lの水分を取るようにしましょう。
腸を良くする8つのポイント
便秘を改善しつつ、ダイエットにつながる生活習慣の改善をご紹介します。
1、温かい飲み物をとる
冷たいものばかり飲んでいると、体が冷えて代謝が落ちてしまいます。そうなると、腸の働きも鈍くなってしまうので、できるだけ温かい飲み物、スープ、味噌汁などを取るようにしましょう。
2、食べたいものの完全な排除はしない
好きな食べ物を排除すると、その反動が来ます。あとで食べすぎてしまう恐れが出てきます。
ダイエットと便秘改善を両立させるなら、便秘にも効果のある食物繊維が豊富な野菜や果物を食べるのがおすすめです。
たとえば、ケーキを食べるのではなく、甘いものなら干し芋と言った感じです。
3、飲食は21時までに終える
腸が最も働く時間は午前中と言われています。
夜は胃腸を休ませてあげるために、できれば、21時以降は食べたり飲んだりするのは控えましょう。
4、油分を取りすぎない
ダイエット中には油は避けがちです。しかし、便によっては潤滑油となるので、あまりに抜きすぎは禁物です。
オリーブオイルなど質の高い油をとるようにしましょう。
5、朝食は抜かない
体内時計が狂ってしまうと、代謝が落ちにくくなると言われています。睡眠障害や便秘になりやすくなるようです。
朝食をとることで、生活リズムがつき、体内時計もリセットされます。ぜひ朝食べる習慣を身につけてください。
6、食物繊維は不溶性と水溶性をバランスよく摂る
便秘には、食物線維と考えがちですが、食物繊維のなかには、不溶性と水溶性の2種類があります。
ダイエット中に不足しやすいのは、水溶性のもの。アオサやワカメなどと言った、海藻のほか、なめこや、シイタケなどのキノコ類にも豊富に含まれているので、積極的に摂ってください。
7、腸内環境をととのえる
善玉菌が増えると、腸内環境が整ってきます。腸内環境が良いと、便秘も改善されますし、脂肪がつきにくくなり、ダイエットにも効果的です。
善玉菌を増やすのにおすすめの食べ物は、豆類です。大豆や豆腐のほかに、味噌、納豆など、昔ながらの発酵食品を積極的に食べるよう心がけましょう。
8、運動する
運動不足は、ダイエットにも悪影響を与えます。体を動かすことで、腸にも刺激を与えるので、便秘の改善にも好影響ですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
間違ったダイエットは、便秘を招くおそれがあります。
たとえば、炭水化物抜きダイエットをすると、食物線維の摂取量が減ります。そのため、便秘の原因となるのです。
極端な偏食につながるダイエット法は、便秘につながる場合があるので、ご注意ください。