食べ物で免疫力を高めることをまとめてみました
免疫力を高める食べ物や料理は、それぞれ効果的な栄養素があると言われています。今回は、食べ物で免疫力を高める食べ物や料理、食べ方などをまとめてみました。
免疫力を上げる3つの栄養素
そもそも免疫力を上げるには、3つの栄養素が欠かせないと言われています。
- ビタミンB、C、A、E群
- 抗酸化食品
- 緑茶カテキンや食物繊維
ビタミンBは、レバーや卵、納豆に含まれていて、ビタミンCは、果物に多く含まれています。
ビタミンAは、チーズや緑黄色野菜、ビタミンEは、アーモンドなどのナッツ類、アボガド、かぼちゃなどです。
抗酸化物質は、動脈硬化などの成人病や老化を予防する働きがあります。
抗酸化物質の代表とは、銅、亜鉛、セレンです。
銅は、いか、ココア、干しエビ、するめ。
亜鉛は、牡蠣、からすみ、鯖節。
セレンは、鰹節、あんきも、たらこ、鰹などに含まれています。
緑茶カテキンや食物繊維は、腸内環境をよくしたり、便通などにも優れた効果をもたらすことが分かってきています。
3つの栄養素をバランス良く食べられる食品とは?
3つの栄養素をバランス良くとるには、下のそれぞれの栄養素を含む食べ物、果物を食べるのが良いでしょう。
果物(フルーツ)
免疫力を上げる果物とは、下のようなものが挙げられます。
みかん、バナナ、キウイフルーツ、オレンジ、クランベリー、レモン、グレープフルーツなどです。
要するに、ビタミンCやビタミンE、ビタミンAが含まれている果物ですね。
免疫力を高める食材
果物だけでなく、食材全般ではどのようなものがあるのでしょうか。
人参は、ビタミンAの宝庫と言われており、はずせません。
他に、レンコン、ジャガイモ、ブロッコリー、ゴボウ、ニンニク、玉ねぎ、長ネギ、春菊などもあります。
きのこ、発酵食品、たんぱく質(肉、魚、卵、豆腐など)も頭に入れておきましょう。
先ほどの3つの栄養素をしっかり取る必要があり、どれか一つを取っていれば良いというわけではありません。
そのためには、これらの食材もバランス良く取っていくのが良いですね。
免疫力を高める料理レシピ
免疫力を高める食材は、前述のとおりです。ここでは、栄養素をバランスよく摂れる料理をご紹介します。
- 蓮根まんじゅう
- 鮭の根菜の煮物
- 鮭のちゃんちゃん焼き
- 鶏のささみと野菜のサラダ
- 豚肉とキノコの卵入り春雨スープ
- かぼちゃとひき肉のグラタン
- キノコとトマトのチーズオムレツ
- 茄子と海老チリ炒め
- キノコあんかけの揚げ出し豆腐
- 蓮根としらすのピザ
- トマトとチーズのスープかけご飯
- 菜の花とキノコのパスタ
根菜やキノコ類、良質なたんぱく質をバランス良くとるレシピが良いでしょう。
また食事をとる方法についてもまとめてみます。
免疫を高める食事をとる方法
免疫力を高めるための食事の仕方については、下の通りです。
- いろんな栄養素をバランスよく摂取する
- よく噛もう
- たんぱく質を積極的に摂る
- 抗酸化作用と発酵食品、食物繊維を多くとり腸内環境をととのえる
- 体を温めることで、血行を良くし、免疫を活発にする
一方、免疫力を下げる果物や食べ物とは、どんなものがあるのでしょうか。
免疫力を下げる果物や食べ物
体温が1℃上がると、免疫力は30%アップすると言われています。
つまり、体温が下がる食べ物をとると、免疫力が下がるという風に考えることもできます。
体温が下がる食べ物とは、おもに夏野菜や夏の果物です。トマトやキュウリ、スイカ、マンゴーなどと言われています。
逆に体温を上げる食べ物は、おもに冬野菜や冬の果物です。りんごやみかん、オレンジですね。
一方、免疫力を上げるには、バランスのよい食事の摂取が効果的であると言われています。
逆に言えば、バランスの悪い食事の摂取は免疫に良くないと言えるかもしれません。
免疫力とは?
ここで言う免疫力とは、体に入ったウイルスや細菌から自分の身体を守る力、抵抗力のことを指します。
つまり、免疫力が低下すると、ウイルスや細菌に感染して疾病を引き起こしてしまいます。
免疫は、体内だけではなく、お肌にも効果的な役割を担っています。免疫力の低下は、湿疹や皮膚炎を起こす原因ともなり、そうならないためには、毎日の生活の中で免疫力を高める生活週間を心がける必要があります。
まとめ
今回は、免疫力を高める食材や料理をまとめ、3つの栄養素をとるにはどんな食材を選べばいいのか、食事の仕方などをご紹介しました。