疲労の原因と疲労回復5つのポイントをまとめてみました

健康

年をとるにつれて、溜まっていくのが疲労。疲労は、ほおっておくと、心身に重大な負担の原因となります。

今回は、疲労の原因と、疲労回復の方法についてご紹介します。

疲労の原因とメカニズム

疲労とは、心身に負担がかかっている状態のことを指します。

疲れを感じている時は、「これ以上、負荷がかかった状態が続くと、心身に害が生じます」というサインが出ます。

心身を守ろうと体がサインを出している状態であるとも言えるのです。

疲労の原因とは?

疲労は、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労の3つに分類されます。

これらの3つは互いに密接に関わっており、放置が続くとさらに甚大な疲労へとつながります。

疲労は、重大な影響を及ぼずまえに、すっきり解消しておくことが大切です。

疲労が発生するメカニズム

疲れは、副交換神経機能の低下、ストレスの増加、筋肉の緊張から来る乳酸の蓄積などがあります。

これらがやがて、疲労を起こしていきます。

疲労回復する5つの方法とは?

ここでは効率的に疲れをとる5つのポイントをご紹介します。

1、良質な睡眠

睡眠は、脳と体を休めるとともに、明日の活力となるエネルギーが作られ、蓄積される時間となります。

良質な睡眠が得られるよう、

  • 適度な運動
  • お風呂に入り体をリラックスさせる
  • 食事は就寝の3時間前に済ませる

の3つを心がけましょう。

2、バランスの取れた食生活

朝食と昼食は、どうしても軽くすませがち。バランスのとれた栄養をとるには、特に朝食をしっかりとることが大切です。糖質や脂質が多くなる方は、タンパク質に加えて、ミネラルやビタミン類も多くとるようにいたしましょう。

夕食をたくさんとると、睡眠中に胃腸が活発に活動し、翌朝の胃もたれの原因となります。

3、リフレッシュする休養

疲労回復には、充分な睡眠と食事のほかに、心身をリフレッシュする時間を持つことが大切です。

横になって寝るだけが休養ではなく、お風呂にのんびり入って、リラックスすることも休養となります。

お風呂は、筋肉の緊張を緩和させ、血液の循環を良くします。この時、体内の新陳代謝を促進させたり、神経の緊張もほぐしてくれたりします。お風呂の中で、疲れたと感じる部分をマッサージすると、より効果的です。

4、正しい姿勢を保つ

デスクワークや家事などで、長時間同じ姿勢を保っていると、筋肉が緊張し、乳酸がたまっていきます。

筋肉を動かさないと、血行が悪くなり、乳酸が流れ出ず、疲れが取れません。

筋肉に負担をかけないためには、日頃から正しい姿勢をとるように心がけましょう。

5、運動で適度に体を動かす

疲労から来る乳酸は、適度に体を動かすことで、体外に排出されます。

疲れたからと言って、横になったまま動かないでいると、乳酸が排出されないので、なかなか疲れがとれません。

のんびり散歩をしたり、軽いジョギングなど、適度な運動は、血液の循環を良くする上でも、心のリフレッシュにも最適。のんびり自分のペースで楽しみましょう。

まとめ

今回は、疲労の原因と、疲労回復の方法についてご紹介しました。

ひどい疲労となると、自分一人ではなかなか解決できないもの。あまりに心身に負担がかかっている場合は、一人で解決しようとせず、専門家、医師にご相談ください。あなたに最適に解決方法を提示してくれるでしょう。

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